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苔の洞門の見どころ

苔の洞門

 支笏湖温泉から伊達市大滝方面へ車で約20分。湖を挟んで山側に現れる駐車場とネイチャーセンターが、苔の洞門への入口。 ネイチャーセンターから苔の洞門までは約750メートル、涸れ沢の砂地の上を進みます。

 苔の洞門は、1739年の樽前山の噴火活動によって生じた溶結凝灰岩が、土石流によって次第に浸食されることで作られた回廊状の涸れた峡谷です。 高さは約10m、エビゴケやエゾチョウチンゴケをはじめ80種以上のコケが密生している姿は幻想的で美しく、2014年8月には「日本の貴重なコケの森」(日本蘚苔類学会)に選定されるなど学術的にも貴重です。 下流の第1洞門(延長約420m)と第2洞門(延長約600m)があります。

 苔の洞門内部は落石や崩落の危険があるため、見学は苔の洞門入口に設置された観覧台までとなっています。

※ 2014年9月に発生した大雨により、観覧台が被害を受けました。
 2019年現在、苔の洞門は閉鎖中につき見ることはできません。

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